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 北海道・青森出張日記 Many thanks:)

4/24~28、道南・青森出張に行ってまいりました。札幌→室蘭→北斗→函館→(津軽海峡フェリー)→青森→大鰐→弘前と大移動でした!同行した東北出張所所長は、札幌の前に、八戸→苫小牧→佐呂間→北見→旭川がプラスされます^^
初日の札幌が寒すぎた(コート必須)おかげで、2日目以降は寒さ耐性がつき、暖かく感じられました。

当社CROWNポンプをたくさん使用頂いていて、漁業の本場を感じられた出張でした。噴火湾に入り、室蘭はあいにく大シケで漁師さんは出てこないとのことでしたが、小屋で養殖籠の修繕作業をしていた漁師さんがおられ話を聞くことができました。
翌日は快晴。GW前、函館は五稜郭の桜が満開で、交通量が非常に多かったです。ほたて養殖籠洗い機とセットするために当社ポンプCNBを購入してくださっているお客様にもご挨拶しました。籠洗い機は海外でも人気なようです☆函館といえば活イカが有名ですが、最近はイカがなかなか獲れなくなり、ブリやトラフグが獲れるようになってきたというお話も伺いました。海の環境変化で獲れる魚種が変わってきているのを改めて感じました。
函館を出て北斗市へ。

北斗市のお客様の会社に到着すると、未使用のCNBがYPUとセットされており、これから森町に持っていき、籠洗いに使用頂けるとのこと!
CNB(写真左上)もまだこれから修理して使用頂けるそう。。超長持ち。

東北出張所所長「中央工業の博物館状態だった」と。良い例え!ありがたい限りです。
今回の出張で、未踏の地である北海道日本海側の興味深い情報もたくさん聞くことができたので、また行ってみたいと思います!地名はだいぶ覚えました!

~サンセットを眺めながら津軽海峡フェリーで青森へ~

夏泊半島で、CGL200の使用場所まで案内して頂きました。

納品から約2年経過しましたが、グリスレスタイプで真水を使用していることもあり、グランドナット周りは非常に綺麗に保たれています☆

クラウン / CROWN | シリーズ | 中央工業株式会社 (chuowakayama.co.jp)
グリスレス / GREASELESS | シリーズ | 中央工業株式会社 (chuowakayama.co.jp)

この辺りは個人の漁師さんが多く、漁師小屋の中に高圧ポンプをエンジンとセットし、外に籠洗い機を置いている風景がつづいています。長閑。。

しかし、今年は特に海水温上昇のためユウレイボヤが大量発生し、陸奥湾のほたて養殖状況が悪く困り果てていると漁師さんから聞きました。「鼻水」のような見た目なので、漁師さんたちは「はな」と呼んでいます。

ユウレイボヤはほたてと同じくプランクトンを餌にしていて、籠が綺麗であればあるほど付着しやすくなり、ほぼ空の籠でも20kgほどの重さになるとのこと。私たちが簡単に解決できることでは到底ないですが、年々温暖化が進み生態系にも深刻な影響が及んでいるのを痛感しました。

夏泊を出発し、青森の内陸部へ。
弘前に入ると一気にりんご畑が広がってきます。アップルロードという道があるのですが、私にとってはどこもかしこもアップルロードでした(笑)
大鰐到着。いつもお世話になっているお客様から、「中央工業のポンプは100m上げても真っ直ぐに噴射される」と褒めて頂きました。

翌日、弘前を案内して頂き、弘前城から弘前市りんご公園へ。白っぽい可憐な花がたくさん咲いている中に濃いピンクの花もあり、桃かな?と思ったら、りんごの花でした。本当に様々な品種があり、美しく飽きない光景です。

岩木山(別名:津軽富士)をこんなに間近に見れたのは初めてで、りんご畑が一面に広がり、スピードスプレーヤーでの消毒光景も初めて見ました。

太宰治の小説 “津軽” の一節
津軽は梅、桃、桜、林檎、梨、すもも、一度にこの頃、花が咲くのである。
これは真実でした。

訪れる度に好きになる青森。素敵なおもてなし、ありがとうございました。そして今後ともどうぞよろしくお願いいたします♪

2024年5月13日