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 CROWN ベトナムへ☆

あっという間に6月ですね。雨は降りそうで降らず、まだ涼しい日が続きますね。

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各種図面ダウンロード | 中央工業株式会社
どうぞよろしくお願いいたします☆

さて、今年も神戸国際宝飾展 IJKに行ってまいりました。今年は昨年に比べ、少し活気がなかった(万博にとられている…?!)ような気もしたのですが、エンドユーザー様にご挨拶できました。

昨年のIJKで、ベトナムでも当社クラウンシリーズを真珠養殖に使用くださっているとお聞きしていましたので、一目見ようと、GWにハロン湾に行ってまいりました!貝洗い機とセットで輸出されているとのことなので、CNB×2台でしょうか!
クラウン / CROWN | シリーズ | 中央工業株式会社

首都ハノイからバスで3時間弱。ハロン湾は1994年に世界遺産に認定され、ハロンは「龍が降りた場所」という意味。広大な湾内に大小2,000以上もの奇岩が浮かぶ姿は山水画のようで、「海の桂林」とも言われています。

湾に差し掛かってくると、観光客を受け入れている真珠養殖場発見!”HALONG PEARL FARM”

バスを降り乗船。
しばらく進むと、岩陰になった波の穏やかな場所が!(私にとっては、ブイが養殖場の目印)やはりこういった所で養殖が行われているとのこと。
今回はタイトスケジュールだったので、当社ポンプまでたどり着くのは次回ですね^^

朝は雨上がりでずっと曇っていたのですが、午後になり晴れてきました!

小さい島に多くの船を泊めようとするので大渋滞(笑)観光客が島でアクティビティを行っている間、クルーズ船は海で待機。観光客を迎える時間になり、船が島に入ってこれるかは弱肉強食。船同士がぶつかり合うのは初めて経験しました。「やられたらやり返す」スタイルだそうです(笑)

サンセット
左手前は水上生活者の船で、観光客船に食べ物等を売りにきていました。船はじめ至る所に金星紅旗が掲げられ、並々ならぬ愛国心の強さを感じました。ちなみに、今年の4/30は南部解放50周年の記念すべき日でした☆

ちなみに、ハロン湾は環境保護のため、ペットボトル持込禁止となっています(船上や島では缶は購入できるのですが)。世界遺産登録による経済効果はとてつもなく大きいですが、海が汚染されてくると生態系に影響を及ぼし、養殖も難しくなってくると思うので、こういった規制はある程度必要だと感じました。

ここまで真珠養殖の紹介でしたが、ベトナムは世界有数の米生産国(TOP5)でもあります。今回訪れたのは北部ですが、南部のメコンデルタ地域では三期作も盛んです。現在の日本の米不足は縁遠い話ですね。

バスやバイクに乗っていると、ずっと水田が続き、その中にカラフルなお墓があり目を楽しませてくれます(写真はハイズオン省)。たまに、ノンラー(ベトナムの伝統的な葉笠)を被り消毒している人が。消毒方法はスズラン噴口スタイルでしたが、ここまで平地で広大な土地が続くと、ドローンが向いているのかなと思ったり(笑)

ベトナムは第一次産業の国というイメージですが、鉱物資源が非常に豊富な国でもあります。また、大半は仏教徒で寺院が多いですが、かつてはフランスの植民地だったこともあり、洗練されたフランス建築も街の至る所に見られ、想像以上に様々な文化が融合した非常に興味深い国、そして愛国心・独立心の強い(私がこれまで訪れた国々の中でダントツ、独立に至るまでの歴史を振り返れば納得ですね)、粘り強い国だと実感しました。

まだまだ紹介したいことは尽きませんが…一旦この辺で。
また、現地で教えてもらった、真珠養殖が行われているフーコック島やニャチャンにも行ってみたいと思います。

それでは、今月もよろしくお願いいたします^^

2025年6月1日