慌ただしかった1月が過ぎ、2月に入りましたね!
アイキャッチのいちごは少し早いのでは?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ここで、ポンプのお話になるのですが…
農用での当社ポンプの代表的な使われ方は、防除・潅水です。この2通り以外での使用方法に出会いました!
本社の地元和歌山で、「いちご畑での海水(塩)散布」にTNRを使用して頂いていることを昨年知りました。このいちごは、「章姫」と「さちのか」を交配した「まりひめ」という和歌山県オリジナルの品種です。名前は、和歌山の民芸品「紀州てまり」にちなんでいるそう。Cute:)
いちご農家の見定自然農園さんがInstagramで当社ポンプを”海水に強い機械”と紹介してくださったのがはじまりでした。海関連のお客様が、海水に強いのはもちろんのこと、耐久性の高い機械を好まれるのは納得がいくのですが、農家さんが”海水に強い機械”は必要なのだろうか??と不思議に思っていました。※海水に強いというのは当社の得意分野ですので、うれしいかぎりなのですが^^
初めて聞いた瞬間はびっくりしましたが、よく考えてみると、みかんは潮風が当たる場所を好みますし、色々調べてみると、江戸時代から農業に海水や海藻が使われているようです。
いちご以外にも、トマトやキャベツ・ナス・ネギなど…色々な作物に海水が利用され、色々な良い効果が発見されているようです。栽培土壌へのミネラル補給であったり、実が引き締まって糖度が上昇したり…
塩の影響(塩害)で機械や建物が劣化したり腐食したりするという良くないイメージもありますが、人間は塩分がないと生きていけませんし、特に日本などは海に囲まれた国で、昔から人間と農業と塩が共存している感じがします。戦国時代、上杉謙信も甲斐に塩を送りました。興味深いですね。
先日、南海なんば駅のThe Localistさんで、初めてまりひめを購入させてもらいました!甘味が凝縮され、とっても美味しかったです^^
スタンダード / STANDARD | シリーズ | 中央工業株式会社 (chuowakayama.co.jp) にも「まりひめ」登場!
みなさんも美味しいいちごをたくさん食べて、ビタミンCをしっかり摂り、風邪などひかないよう、元気に2月も過ごしましょう☆
2024年2月1日